🤖 ChatGPTは学習の最強ツール。でも“使い方”がすべて
プログラミング学習において、ChatGPTはとても便利な存在です。
初学者にとって、「すぐに答えてくれる相手がいる」ことが、どれだけ心強いか──僕は痛いほど実感しました。
でも、ただ使えばいいというものでもない。
使い方を間違えると、かえって学習効率が下がってしまうこともあります。
この記事では、実際に私が行ってきたChatGPTの使い方、そして注意していることを正直にまとめてみました。
これから学習を始める方にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。
💡 実際にやっているChatGPTの活用法
① エラー解決の“ヒント”をもらう
エラーが出たとき、まずはエラーの意味を確認することから始めます。
ChatGPTはその補助としてとても優秀で、わかりやすく説明してくれます。
ただし注意点もあります。
AIの特性上、「解決したい」と言うと、すぐに“答えとなるようなコード”を出してしまうことがあります。
これは便利でもある一方で、自分で考える力が育たない原因にもなります。
✅ 私が実践しているポイント:
「このエラーの意味だけ教えてください」
「解決方法は自分で考えたいので、コードは出力しないでください」
というプロンプトを最初に伝えることで、考える余地を残すようにしています。
② コードの意味や考え方を説明してもらう
自分が書いたコードや、参考にしているコードの内容が理解できないと、学習は進みません。
そんなときは、「このコードの意味を一行ずつ説明してもらう」ようにしています。
たとえば:
「このfor文の中で何が行われているのか、初心者向けに解説してください」
「この変数の役割は?」
など、具体的に聞くことが大切です。
背景や考え方を教えてもらうことで、コードに対する理解がぐっと深まります。
③ クイズ形式で理解を深める
私は、ChatGPTを“先生役”としてクイズを出してもらう方法もよく使っています。
たとえば以下のように質問します:
「私はプログラミング学習を始めた初学者です。あなたは優秀なITエンジニアの講師です。JavaScriptの基礎を勉強したいのですが、何から始めればいいですか?」
すると、勉強すべき内容や順番、スケジュールの例が出力されます。
それをベースに、「この分野について3問のクイズをください」と追加でお願いすると、確認テストとして使えます。
この方法を繰り返すことで、「理解→確認→定着」の流れがスムーズにできるようになりました。
⚠ ChatGPT活用時に気をつけていること
ChatGPTは非常に便利ですが、100%正しいわけではないということは肝に銘じておくべきです。
実際に私も、業務中にChatGPTを使うことがありますが、
でたらめなコードを提案されることも珍しくありません。
コードが一見正しそうに見えても、ライブラリの仕様や文脈が間違っていたり、そもそも構文エラーが含まれていることも。
だからこそ、「確認する力」や「比較・検証する姿勢」が必要です。
🏫 人に聞ける環境の重要性
最終的に私が思ったのは、
“AIは強力な補助ツールであって、学習の主軸は自分と人”ということです。
ときにはスクールのような、人間に直接聞ける環境も非常に有効だと思っています。
AIと人、それぞれの良さをバランスよく使うことが、結果的に一番早い道だと感じています。
✍️ まとめ
- ChatGPTはプログラミング学習において非常に役立つツール
- ただし、使い方を間違えると「考えない癖」がついてしまう
- ポイントは:ヒントだけもらう・コードの意味を掘る・クイズで定着
- ChatGPTは“便利な先生”だが、過信せず確認を怠らないこと
- 必要に応じて人に聞ける環境も活用しよう
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