❄️ はじめに
転職活動でのトラウマ体験――
それは、まさに面接の最中に起きました。
今でも、ふと思い出すだけでゾッとするほどの、忘れられない面接体験です。
これから転職活動を始める方には、僕がそこで経験したことをぜひ知っておいてほしいと思います。
特に、「キャリアアドバイザーの助言をどう活かすか」「どこまで正直に伝えるべきか」といった、準備の仕方と“伝え方のバランス”には注意が必要です。
この記事が、面接で自分らしさをうまく伝えるためのヒントになれば嬉しいです。
📚 事前準備はバッチリのつもりだった
その企業の面接では、事前に「VBAでFizzBuzz問題を作成してください」という課題が出されました。
ただ、僕はVBA未経験。でも、なんとかAIに聞きながらコードを作成し、内容を理解しながら日本語でノートにまとめ、説明できるようにしました。
さらにキャリアアドバイザーからは、
「この企業、過去に“最大公約数をどう求めるか”って質問がよく出てるから、一応準備しておくといいかも」
というアドバイスもあり、最大公約数の求め方についても調べて、しっかり準備をしておきました。
🧑💻 面接は順調…だったはず
いよいよ面接当日。
オンラインで面接がスタートし、事前に提出したFizzBuzz問題のコードについて質問を受けました。
緊張しつつも、自分なりに「ここはこういう処理をしています」と説明をしていくと、面接官もうなずいてくれていて、
「今日は悪くないかも…!」と、少し手応えを感じ始めていました。
❄️「それ、誰かから聞いた?」空気が凍る瞬間
面接も終盤に差しかかり、ついにその瞬間が来ます。
「最大公約数の場合はどのように考えるか、説明してみてください」
ついに来た!と思い、僕は準備していた通りに答えました。
すると、直後に面接官がこう言いました。
「ちょっと待って。それ、誰かから聞いて答えている?」
嘘をつくわけにもいかず、正直に「キャリアアドバイザーから過去によく出ると聞いたので、調べてきました」と答えました。
その瞬間、面接官の空気が変わり、
「うーん、それはダメですよね」
と、やや強い口調で返されました。
一気に面接の空気が冷たくなり、そこから数分後、静かに面接は終了しました。
📩 即日で「お見送り」の連絡が…
面接後すぐ、キャリアアドバイザーに企業から連絡が入りました。
「今回の面接は見送りでお願いします」
準備していたこと、正直に答えたこと――
それが逆に評価を下げてしまったことにショックを受けました。
「何がいけなかったのか?」を何度も振り返り、
しばらくは「面接って怖いな…」という気持ちが抜けなかったです。
🧠 今だから思うことと、伝えたいこと
あの経験を通して強く感じたのは、**「正直でいること」**の大切さと、
**「自分の言葉で話すこと」**の重要性です。
事前に情報を得て準備するのは決して悪いことではありません。
でも、それをあくまで“自分で考えたように話す”工夫が必要だったのだと思います。
受け売りに聞こえてしまうと、それはマイナスに捉えられてしまう。
特に、エンジニアの面接では「どれだけ自分の頭で考えているか」が見られているのだと、実感しました。
📣 これから面接を受けるあなたへ
面接に“完璧”はありません。
うまくいかない日もあるし、努力が報われないことだってあります。
でもそれは、あなたの価値が低いということではありません。
むしろ、「どうやって準備したか」「どうやって乗り越えたか」が、次につながっていきます。
だからこそ、どんな結果でも、決して一人で抱え込まないでください。
つらいときこそ、アドバイザーや友人に頼ることが、前に進む原動力になります。
そして、次のチャンスでは――
きっとあなたらしく、自分の言葉で語れる日が来ると信じています✨
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