なぜ夢を書くと叶うのか?脳の仕組みと引き寄せの話【科学とマインドの両面から解説】

日常

前回の記事では、「夢を書く朝の習慣が転職を後押ししてくれる」というテーマで、
僕自身が実践してきた“なりたい自分”をノートに書く習慣について紹介しました。

▶ まだ読んでいない方はこちら
夢を書く朝の習慣が、転職を後押しする理由【自分を動かす言葉を持て】

でも、ふと思ったんです。
「なぜ夢を書くだけで、こんなに行動が変わったんだろう?」

今回はその答えを、脳の仕組みや心理学、引き寄せの法則といった観点から解説していきます。
スピリチュアルにも聞こえる“夢の書き出し”は、実はちゃんと根拠がある。
それを知ることで、あなたも「書くこと」の力を信じられるようになるはずです。


脳には「RAS(ラス)」という仕組みがある

RASとは、「Reticular Activating System(網様体賦活系)」の略で、
脳内にある“情報のフィルター機能”のことです。

私たちは毎日、膨大な情報を目・耳・感覚から受け取っています。
でも、脳はそのすべてを処理することはできません。
そこで活躍するのがRAS。「自分にとって重要な情報」だけを選び取る仕組みです。


夢を書くと、RASが夢を“重要な情報”と判断する

夢や目標を言葉にして書き出すと、脳のRASはそれを「これは大事なんだ」と認識します。
すると…

  • 関連する情報が自然と目に入りやすくなる
  • 無意識のうちに、夢に近づく行動を選ぶようになる
  • チャンスに“気づける”ようになる

✅ たとえば…

  • 欲しい車の名前を思い浮かべたら、街中でその車ばかり目に入るようになる
  • 転職したいと思った途端、転職に関する広告や人の話がよく耳に入る

これらは偶然ではなく、RASがあなたに必要な情報を優先して拾っている現象です。


書くことで、行動が変わる

夢を文字にすることで、それが「当たり前の自分」に近づきます。
これは脳が“そうなる自分”を基準に行動を変えていくためです。

  • 選ぶ言葉が変わる
  • SNSでフォローする人が変わる
  • 日々の選択が「理想の自分だったらどうするか?」に近づく

小さな変化の積み重ねが、大きな方向転換になります。


引き寄せの法則も、ちゃんと理屈がある

「自分が思っていることが現実になる」
一見スピリチュアルに聞こえますが、次のような仕組みで説明できます:

書く → 意識する → 行動が変わる → 現実が変わる

つまり、夢を書くことは「引き寄せ」の第一歩なのです。


アファメーションも効果的|自分に言葉でプログラムする

アファメーションとは、肯定的な言葉を繰り返し自分に投げかける習慣のこと。

  • 「私は理想の働き方に近づいている」
  • 「私は変化を楽しめている」
  • 「私は夢を実現する力を持っている」

このような言葉を毎日口にすることで、脳が“その自分”に一致するように行動を補正し始めます。
これは心理学でいう「認知的不協和の解消」とも関係があります。


まとめ|夢は“書く”ことで脳と行動が変わり、現実が動き出す

  • 脳にはRASというフィルターがある。書くことでそれが働き出す
  • 書いた夢は「重要な情報」として扱われ、日々の行動に影響を与える
  • 引き寄せの法則やアファメーションも、脳科学的に理にかなっている
  • だから「夢は書くべき」。それが現実を動かす一歩になる

何も決まっていなくても構いません。
ノートを開いて、「自分はどうしたいのか?」と問いかけてみてください。
その答えを毎日書き続けるだけで、あなたの未来は変わり始めます。

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