看護師からITエンジニアに転職して感じた2つの違い|働き方・人間関係・やりがいまでリアルに解説

転職

✍️ はじめに

こんにちは、ブログをご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では、私が看護師からITエンジニアへと転職した経緯や、そのきっかけについてお話しました。
👉 【自己紹介】看護師から30歳未経験でITエンジニアに転職しました

今回はその続きをテーマに、「エンジニアになって感じた前職との違い」について、より具体的にお伝えしていきます。

私は30歳で未経験からエンジニアへとキャリアチェンジしましたが、実際に働いてみると、看護師時代とはまったく異なる世界が広がっていました。

この記事では、

  • 働き方
  • 人間関係

といったポイントに絞って、リアルな違いや感じたことを正直に書いていきます。

「医療系からIT業界って実際どうなの?」と思っている方の参考になれば嬉しいです。

🕒 働き方の違い|シフト制から自分のペースへ

看護師として働いていた頃は、基本的には日勤でしたが、月に4回の当直勤務がありました。
当直明けにもそのまま日勤業務が入ることが多く、まとまった休息が取れない日々が続いていました。

さらに、月3回ほど夜間の待機当番もあり、深夜に施設へ呼び出されて、入居者の処置に向かうこともありました。
突発的な対応や緊張感の続く状況が当たり前で、気力・体力の両面で消耗が大きい働き方だったと思います。

一方、ITエンジニアになってからは、働き方がまるで変わりました。
現在はフルリモート勤務で、基本的に平日・日中の固定スケジュール

朝は早起きして、副業の勉強をしたり、筋トレに行ったりしてから仕事を始めています。
通勤がない分、自分の時間を有意義に使えるようになり、生活のリズムも安定しました。

定時で仕事を終えたあとは、プライベートの時間をしっかり確保できるようになり、
「働く=消耗」だった以前と比べて、心と体の余裕がまったく違います

もちろん業務には責任がありますが、自分のペースで整えながら働ける環境というのは、本当にありがたいと日々感じています。

🤝 人間関係の違い|気を張り続ける職場から、安心して働ける環境へ

看護師として働いていた頃は、常に人間関係に気を使う毎日でした。
上司や先輩の顔色をうかがいながら仕事をしなければならず、少しのミスや言い方で怒られたり、無言の圧力を感じることもありました。

とくに介護施設では、部署内にトラブルを起こす職員や、いつも愚痴ばかり言っている人もいて、
職場全体の空気が重く、心が休まることがなかったのを覚えています。
上司の中にはパワハラまがいの言動をする人もおり、「どうすれば怒られずに済むか」を考えながら働くようになっていました。

そんな環境から、ITエンジニアとして働くようになってまず驚いたのが、人間関係のストレスがほぼゼロに近いことです。

現在の職場では、役職や年齢に関係なくフラットな関係でコミュニケーションがとれます。
困ったことがあればすぐに相談できる雰囲気があり、質問しても嫌な顔をされることは一度もありません。

理不尽に怒鳴られたり、感情的に詰められたりすることもなく、心理的な安全性の高さを日々実感しています。

もちろん仕事ですので、時には意見の違いが出ることもありますが、それすらも冷静に、建設的に話し合える環境があります。

「誰かの顔色をうかがわなくていい」──
これだけでも、精神的にどれだけ救われるか、前職の経験があるからこそ、痛いほどわかります。

✉️ まとめと読者へのメッセージ

看護師からITエンジニアに転職してみて、働き方も人間関係も、やりがいも、そして「成長の実感」までもが大きく変わりました。
最初は不安でいっぱいでしたが、今ではあのとき勇気を出して踏み出して本当によかったと心から思っています。

もちろん、どちらの仕事にもそれぞれの大変さと尊さがあると思います。
ただ、私は「自分に合った働き方や環境は他にもある」ということを、実際に転職して初めて実感しました。

この記事を読んでくださっている方の中にも、
今の仕事や職場に違和感を感じている方がいるかもしれません。

そんな方に伝えたいのは、
**「今の環境がすべてじゃない」**ということです。

異業種への転職は勇気が要ります。
でも、一歩踏み出せば、まったく違う世界が待っているかもしれません。

私の体験が、少しでも誰かの背中をそっと押すきっかけになれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました