「システムエンジニアはやめとけ」は本当?現役エンジニアが解説

システムエンジニア

「システムエンジニア」と検索すると、
「システムエンジニア 未経験」の次に「システムエンジニア やめとけ」と出てきます。
これからエンジニアを目指そうとしている人にとっては、不安になるキーワードですよね。
本当にやめた方がいいのかな?」と考えてしまう人もいるはずです。
そこで今回は、ネットでよく言われる「やめとけ」とされる理由を現役エンジニアの私が解説していきます。

理由1.納期前は残業が多い?

「納期前は業務が集中しがちで、残業が増える」とよく言われます。
これは確かに一理ありますが、会社の規模や案件の内容によって大きく変わると感じています。
私の職場では現在、自社サービスのリリース前でエラー対応やテストを行っています。
経験者の中途採用もあり、社長はバタバタしていますが、その分私は開発業務を担当し、時間内で対応できています
つまり、残業が多いかどうかは会社次第です。

理由2.常にプレッシャーを感じる?

「この仕事、本当に間に合うの?」と常にプレッシャーを感じる…これもよく言われます。
ただしこれは、上司との関係性やマネジメント次第だと思います。
部下に過度なプレッシャーを与えるのは、上司の業務管理不足だと考えています。
私自身、以前部署を管理していた経験があるので断言できます。
自分でプレッシャーを感じてしまう場合もありますが、それは考え方の問題かもしれません。
(この点については哲学的な内容になるので、別記事で詳しく解説します。)

理由3.緊急対応が多い?

「緊急対応ばかりで振り回される」という声もあります。
確かに新しいサービスをリリースした直後は、突発的なトラブル対応が増えることもあります。
ですが、これはどんな仕事にもあることです。
もし慢性的に緊急対応が続くようなら、それは上司の業務管理に問題があるサイン。
そういうときは先輩や同僚、信頼できる人に相談するべきです。

理由4.勉強が終わらない?

「学び続けないと置いていかれる」というのは、確かにその通りです。
技術は常に進化しているので、エンジニアは勉強をやめるとすぐに古くなる職種です。
ただ、これはエンジニアに限らずどんな仕事にも共通している部分もあります。
もし「学ぶのが嫌だ」と思うなら、システムエンジニアは向いていないかもしれません
逆に「新しいことを学ぶのが楽しい!」と思える人には、とてもやりがいのある仕事です。

理由5.がんばっても給料が上がらない?

「努力しても報酬が上がらない」という不満を聞くこともあります。
私の考えでは、これは上司ときちんと相談すべきことです。
会社が提示している給料には理由があり、経営資本の事情も関係しています。
私は社長から説明を受けて初めて理解できたことも多かったです。
もしどうしても納得できないなら、別の職場を探す選択肢もあります。

まとめ:「やめとけ」は一部の声にすぎない

「システムエンジニアはやめとけ」という言葉は確かに目にしますが、実際は働く環境や人間関係次第で大きく変わります。
残業や緊急対応が多い会社もあれば、そうでない会社もあります。
勉強を続ける必要があるのは事実ですが、それを楽しめる人にとっては将来性のある仕事です。
これからSEを目指す人は、ネットのネガティブな意見に振り回されすぎず、自分に合う環境を探すことをおすすめします。

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