
転職後に多くの人が一番不安に感じるのは「人間関係」です。
新しい職場でうまくやっていけるか、孤立しないか…。そんな悩みを抱えている人は多いでしょう。
しかし、私は声を大にして言いたいのです…!
👉 「人間関係を築こうとするな!まずは仕事に集中すべきだ」
この記事では、私自身の体験やアドラー心理学の考え方を交えながら、人間関係を意識せず成果を出すことで自然と信頼が築かれる理由を解説します!
転職後の一番のプレッシャーは「人間関係」

BizHitsの調査によると、転職後にプレッシャーを感じたことの第1位は「人間関係の構築」でした。
引用ページ:転職先で感じたプレッシャーと克服法ランキング【経験者500人アンケート調査】

スキルや仕事内容よりも、人間関係に悩む人が圧倒的に多いのです。
哲学者アドラーも「すべての悩みは人間関係の悩みである」と述べています。
私もこれまでの職場で、人間関係に悩み続けた経験がありました。
私が実際に出会った「困った相手」たち
シンプルに機嫌が悪くなる人

病院勤務3年目の頃、私の指導者は、私の至らない点(特に報連相不足)に対して無視や暴言を繰り返す方でした。
毎日「今日も機嫌が悪いのでは」とビクビクしていたのを覚えています。
👉 アドラー的視点
相手の機嫌は「相手の課題」。
自分が背負う必要はなく、自分は「報連相をきちんとする」ことに集中すべき。
本音を言えない状況

新卒1年目の頃、指導者との振り返りで「どう考えているか?」と聞かれても、怒られるのが怖くて「はい」「いいえ」しか答えられませんでした。
👉 アドラー的視点
「どう反応するか」は相手の課題。
大切なのは「自分の気持ちをどう表現するか」という自分の課題。
小さな自己開示を積み重ねることが信頼につながる。
愚痴ばかり言う人

介護施設に転勤した4年目の頃、同僚が毎日のように愚痴を言っていました。
改善する気配もなく、聞いているだけで自分が疲弊していきました。
この人との関係がわたしの転職を急加速させました!
👉 アドラー的視点
愚痴を言うのも相手の課題。
自分は「どこまで関わるか」を選べばいい。
すべてを受け止める必要はなく、適度な距離感を保つことも立派な対応。
人間関係意外に、わたしが転職しようと考えた理由についてこちらの記事をチェック!
アドラー心理学の「課題の分離」について、もっと詳しく知りたい方は
こちらの記事を参考にしてみてください↓
https://heisei-ikai.or.jp/column/separation-issues
今の職場ではなぜ悩まないのか?

現在の職場では、人間関係に悩むことがほとんどありません。
その理由は「仲良くする必要がないから」ではなく、信頼が基盤にあるからです。
- 月曜の始業時に5分のミーティング
- 毎朝チャットで「仕事始めます」と送信
- 就業前に進捗を報告
- 不明点があれば直接相談
これだけで仕事が成り立っています。
「仲良くしなきゃ」と思わなくても、信頼があるからこそ円滑に回っているのです。
報連相は人間関係構築の“基盤”

私自身、以前の職場で部署の管理をしていた経験があります。
その経験から、部下にはこんな報告をしてほしいと感じていました。
- 終わったことは「終わった」と伝える
- できていないことは「できていない」と正直に報告する
- 理由や支障を整理して伝える
- 対応策や進捗状況を具体的に説明する
これができる人は、信頼されます!
報連相を徹底することが、最もシンプルで確実な人間関係構築の方法です。
人間関係を築こうとするな!まずは成果を出せ
人間関係を築こうとして無理に仲良くする必要はありません!!
結局のところ、仕事をして成果を出せば、相手は勝手に信頼してくれるのです。
信頼が生まれれば仕事がしやすくなり、それがすでに「人間関係が構築されている状態」といえます。
ここで誤解してはいけないのは、
「仕事ができないと人間関係が築けない」ということではありません。
最初から完璧に仕事をこなす必要はない。
誠実に取り組み、報連相を重ねることで信頼は少しずつ積み上がります。
人間関係ができてから仕事ができるのではなく、仕事に向き合うからこそ人間関係が築ける。
私はそう考えています。
まとめ
- 転職後に最も不安なのは人間関係
- でも「仲良くしよう」と意識する必要はない
- 報連相と誠実な行動で信頼を積み重ねれば十分
- 成果を出すことが一番の人間関係構築につながる
👉 人間関係を築こうとしなくても大丈夫。
まずは仕事に集中し、成果を出すこと。
それが一番の近道です。
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